月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
定例活動報告 第480回 (嵐山の森)
 今月も、第3日曜日の定例活動に30名以上の参加者が集まりました。森林整備班は活動拠点の移動のための準備。モマハウスと呼んできたハンドメイドの木工小屋の解体。倉庫部分を壊し、屋根を外し、あっという間に、更地に。名残惜しい気持ちも大きかったですが、新しい活動への飛躍、ということで黙々と作業を進めました。地球環境部は今回も欠頂木等の間伐、集材を行いました。今回も学大小金井中生に加え、三鷹二中、その卒業生と多摩美の学生も参加しての活動となりました。今回の目的はズバリ、電話線脇の間伐。しかもその木は電話線側に傾いてしまっている。これを処理するためには、チルホールという手動ウィンチを使い、垂直に戻しながらの間伐になる。ロープワーク、滑車もきちんと使えないとチルホールは使えない。しかも以前、チルホールの勘所がわからず、思いっきり力をかけたため、ロープを切ってしまったことがあったため、参加者は皆緊張した面持ち。まず練習にと、目的とした木のすぐ脇のもう少し小さくて細い似たような状況でチルホールを試す。木自体は私がチェーンソーで切ってしまい、そこは省略。無事にその木は狙った方向に、チルホールによりゆっくりと倒れた。これなら、と本番に木にロープをかけ、定滑車、動滑車とつないでいった。今回初めて参加した小金井中の3年生が受け口を作ったところで、慎重にチルホールで引き、木を垂直にした。これで一安心。ゆっくり、ゆっくりとチルホールを引き、無事に間伐完了し、生徒からは歓声が上がっていた。あの時、チルホールに失敗し、高校生になって森に通っている生徒は特に感慨深そうだった。午前中にモマ工房の解体に取り組んでいた森林整備班や桜井先生も合流していただき、集材を進めた。モマ工房は綺麗に片付けられ、いよいよ嵐山の撤収も間近になってきた。この丸太は板にし、足をつけたのち、ベンチとして活用する予定。宮村 連理(本会、副理事長)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:27 | - | - |
定例活動報告 第478回 (嵐山の森)
 この度、相模湖・若者の森づくりの活動で、ForestGood2018 間伐・環境教育部門で林野庁長官賞を受賞させていただくことになりました。受賞に際して、「中高生による本格的な間伐、間伐材によるつみ木製作とそれによる木育なども行っており、メンバーの中からは森林・林業関係に就業する者もあり、人材育成の成果も期待される。 」、「森林再生のNPO法人として有名な団体だが、森林、木材の有効性と間伐の必要性を、特に次世代に意識的に伝承する取り組みとともに、若者が興味を持つGPSや全方位カメラなど先進技術を先取した森林再生活動を評価したい。会員の多くが定年者ら年輩者で自らの価値観で若者に一方的に意義を教えるのではなく、若者の興味をひ くことで、さらなる若者の参加者の増加につながる好循環がヤマの現場で形成され、 他に波及させるモデルとなり得る。」などのコメントをいただきました。現在、ECOM駿河台で12月7日まで受賞者展示、その後、林野庁でもポスター等が掲示されます。また1月には受賞式があるということですので参加させていただく予定です。若者が実際に森で活動するには多くの課題がありますが、会員を始め内外の皆さまのご支援あっての受賞です。この場を借りてお礼申し上げます。

 秋晴れ、晴天の今年最高ではないかと思われる好天の中での活動日だった。大学生は国家試験前のため少なかったが、中高生と初めて参加されたが学芸大の二人、大月で観光農業をされている若者5名が参加され、若者集団に包まれた一日であった。森林整備ではモマ工房という木工班の基地になる小屋であるが、流石に丁寧に建てられた小屋である。
 しかし基地の移動の為壊さなければなら無くなったので、本日いよいよ決行である。10名程人材が集まったので、屋根の解体から始め補強壁、床と取っ払っていった。その後は滑車とロープで一気に倒壊させた。裏に隠れた材木は15年以上経ってるにも関わらず、とてもしっかりしていたので大事に保管し、新基地でベンチや整理棚の制作に使うことにした。
 所要時間は正味2時間程度であっけなく終了した。栗のイガを避けて座り日差しの中で昼食を取った後は、B地区の材の運びだしを中高生に混ざって活動した。相当の材があるのでもう少し時間が掛かりそうだ。マッシュプーリーの出番が来たようだ。お花畑班のモッコウバラも一つ一つポットに移し替えて移転の準備は着々と進んでいる。モマ工房を守ってくれていた。(報告:小林 照夫)
 私は、今回初めて嵐山での森林整備に関わる活動に参加した。活動内容についてはスギの間伐、伐採されたスギの運搬、小屋の撤去作業など研究室の先生より事前に説明されていたが初めての参加でもあり実際の作業がどのようなものなのか少々不安でもあった。
 午前中は小屋の撤去作業を手伝った。小屋の屋根にはしごで登り、バールでスレート瓦を剥がすなど経験したことの無い作業でもあり最初はなかなか上手に出来なかったが、他の参加者の人達に丁寧に教えてもらいその後は手際よく作業に取り組むことが出来た。
 昼食後は今回一緒に嵐山の活動に参加された先輩がサークル活動で学園祭に使用する積み木の製作を手伝った。その後、他の方が行っていた伐採したスギを一か所に運ぶ作業を手伝った。伐採されたスギは、まだ伐採されてあまり時間が経っていないようで湿っており、4人で運んだが想像以上に重かった。今回経験した作業はどれも大変で疲れたが、終わった後はとても達成感があった
 今回初めて参加し、森林を整備してゆくためには「多くの人手」そして「地道な活動」が必要であると感じた。またその活動の大変さも実感した。当日中学生が参加していたが、彼らが作業をしている姿をみて林業にとって、また将来に渡り森林を整備していく為には若い人達の力がこれから一層必要になるとも感じた。(報告:神 智公、麻布大学3年)
 この日は午前中に間伐、午後はこれまで間伐した材の整理を行った。材の整理は他の方が書かれている通り、かなりの量があり、年度末までには、という作業であるが、私の勤務する学芸大小金井中で10月末に行われる学芸発表会で使用するビデオで間伐シーンが足りない、ということで、急遽数本間伐させてもらった。間伐自体は一瞬例により掛かってしまったが、この日は大学生の参加が多く、そのパワーによりあっさり外れた。その材も2mごとに玉切りして、農道沿いまで運び、いつでも使える状態にした。午後からはこれまで点在していたいくつかの仮置場の集約である。ここは何よりも人の数。2mに切りそろえ直すために測る人間、切る人間、運ぶ人間、それを交代交代で2チーム。誰というわけでもなく自然にチームがわかれ淡々と作業が進む。結果、森林整備班や桜井先生にもお手伝いいただき、表紙写真のようなところまで作業が進んだ。本当にあと少しでこの地区の作業も終わる。この材をどう活用するかが、次の課題である。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:23 | - | - |
定例活動報告 第476回 (嵐山の森)
 森林整備では、神奈川県立深沢高等学校のインターンシップ生を9名受入れ、林業への関心を持ってもらうため、理論と実践を実施した。午前中は樹木や草花の説明を行いながら嵐山登山を行った。サッカー部の学生は体力を余す態度であるが、そうでない学生は苦労していたが流石は高校生で体力があり余裕で嵐山に登頂、山頂で景色を見て全体写真に収まり、下山は東海道自然歩道沿いに下り丁度12:00に嵐山基地に到着した。昼食の後はスギの間伐体験を実施した。高校生は二班に分かれ手鋸で伐採作業を行い、中学生は慣れた手つきで間伐作業を行った。杉の傾きで思った方向とは異なる側に伐倒する事態も起こったが、林業の大変さを身に染みて感じており、また森林活動に個人で参加したいとする高校生もいた。猛暑が続く今年の夏の中では、両日とも比較的凌ぎやすい日和であったことに感謝。
 今年もインターンシップの受入れ依頼があり、今年は9名(女性2名)という状況をお聞きし、当日、泊まり無しの日帰り実習とした。昨年同様9:30JR相模湖駅集合だが、女性2名が遅刻と言う事態になったので、リーダーを残し、残り6名で先に山に入り、樹木や草花の説明、及び森林整備の必要性などの説明を行った。
 全員が揃い、嵐山の山頂目指して山を歩きながら草花の説明をした。スニーカーなどを履いてきているが山道には岩場があり結構体力を消耗された様子で口数も少なくなったところで山頂に到着した。約30分位の登山であるが慣れないと大変である。でもさすがは高校生体力の回復が早く、またサッカー部の部活で鍛えているせいもあり山頂では元気にはしゃいでいた。全員で記念写真を撮り、下山するが、登りとは違う東海道自然歩道に指定されている山道を下った。実は山は下りの方がきつい。女性2人が遅れるが皆の励ましで12時に計画通り登山基地に戻ることが出来た。昼食は汁物を用意させて頂き各自持参の昼食をとった。
 私達が畑で栽培している夏野菜があったので、少しづつお裾分けした。食事後は、二班に分かれて間伐実習を行った。胸高直径20冂度のスギをノコギリを使って間伐するのだが思った以上に時間を要した。特に1本は木末が二股に分かれていたため、切り進めていくうちに樹木の重心が伐採方向とは反対側に比重が掛かっていることが解かったので倒木方向を180度反対に決め、ロープで極めて狭い場所を目掛けて倒すことになった。全員の協力でロープを引っ張ってもらいそこしかない方向にうまく倒すことができ大歓声が上がった枝払いや玉切りはできなかったが、15時に作業を終了し二回目のインターンシップは終了した。
 この二年のインターンシップを通じて思うことは、山にそもそも興味のない学生にとっては苦痛以外なにもない。興味を持って参加した学生さん達にとってはもう少しという感想を持つことだろう。
 結論として参加者の意識格差が大きすぎると、作業選択に困るので、次回インターンシップを受ける時には、事前に学校側と調整を行う必要があるかもしれない。
 各自の志望動機は林業や山に興味があると書かれている学生が多い。中には木工が好きだと書かれた方もいる。
 昨年から見て、4〜5名の学生は林業に強い意識をもっており、林業関係に進むのではないかと感じさせる人もいることは確かであり、林業へのインターンシップ実習は今後も必要な体験学習
であると思う。この様なインターンシップを導入している県立高校は希だと思うが採用された深沢高等学校の宍戸校長に敬意をはらいます。
 今年は新任の校長が就任されたが、今後も林業教育や森林実習を是非取り入れたインターンシップを期待します。(報告:小林 照夫)
 嵐山では、前回行った倉庫整理の際に出たゴミを片付けるのと、中学生が間伐した木の処理を手伝いました。倒木処理を行ったあと、木材にワイヤーを巻き付けて山から降ろせる機械を使用し効率的に引き下ろしました。本当に楽で今後も積極的に利用していきたい代物でした。今回の定例活動はどちらも一人での参加でした。今後はイベント準備や山での活動を教えるためにもっとメンバー、特に一年生に参加してもらえるよう頑張っていきます。(報告:望月 健一)
 この日は体験学校の開催で高校生の間伐作業の支援をすることになった。午後から作業ということだったので、午前は望星の森での調査の続きを行なった。来年3月の森林学会で発表することになりそうなのだが、データ上どうしても整合性が取れない木があり、データ通りの木であることもあるのだが、まずはその木を探そうとなった。10m四方の調査区の中に他と比べて突出して大きな木があり、この木があるかないかで平均や統計を取ると大きく変わってしまうので、現地で、ということである。3年間植樹したうちの何年目かはわかっていたので、木はすぐに見つかった。そのトチノキはデータ通り、大きく枝を伸ばしていた。これならそのままデータの解釈ができそうである。また、このことから今回の発表のミソになりそうな枝が張れるまで伸ばすのではないか説にも大きく関わってきそうである。午後からは学芸大小金井中の生徒も合流し、間伐作業。計3本のうち1本を何とか倒し、1本支援し、無事に作業を終えた。残り少なくなってきた嵐山の森の活動だが、データや成果をまとめ、感謝を持って活動を終えたい。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:19 | - | - |
定例活動報告 第474回 (嵐山の森)
 定例活動前日の28日土曜日は、小原地区運動場で「体験学校」が開催され、今回は地元の生徒さんたちは見えなかったが、学芸大附属小金井中学の生徒を中心に20名以上集まり、午前中は竹藪整備を行い、大竹を5〜6本伐採した。3本は午後からの「そうめん流し」の樋に加工し、2本は「小原の郷」の管理人さんに頼まれたので、建物横の自販機前に運んだ。「そうめん流し」は水道も完備していたので、水はけを注意しながら企画できたので怪我もなく無事終了することができた。
 定例活動当日の森林整備では、神奈川県立深沢高等学校のインターンシップ生を9名受入れ、林業への関心を持ってもらうため、理論と実践を実施した。午前中は樹木や草花の説明を行いながら嵐山登山
を行った。サッカー部の学生は体力を余す態度であるが、そうでない学生は苦労していたが流石は高校生で体力があり余裕で山頂に登頂した。山頂で景色を見て全体写真に収まり、下山は東海道自然歩道沿いに下り丁度12:00に嵐山基地に到着した。昼食の後はスギの間伐体験を実施した。高校生は二班に分かれ手鋸で伐採作業を行い、中学生は慣れた手つきで間伐作業を行った。杉の傾きで思った方向とは異なる側に伐倒する事態も起こったが、林業の大変さを身に染みて感じられたのか、また森林活動に個人で参加したいとする高校生もいた。猛暑が続く今年の夏の中では、両日とも比較的凌ぎやすい日和であったことに感謝。(報告:小林 照夫)
 今回は県の助成で行う体験学校とも並行しての活動だったので、午前中調査の続き、午後は森林整備班のお手伝い(になるかどうかは謎ですが)で間伐体験の支援をさせていただきました。午前の調査では第1日曜日の調査の結果、これまでの3つの区画で行ってきた施業の違い(間伐する、枝打ちする、何もしない)の違いのあるなしがわかってきましたので、新しいデータを取ることにしました。それは樹冠投影面積というもので、その木が枝を広げた面積を地面に落としたもので、これと区画の面積を比較し、成長量とも関連して説明しようとする目的でした。確かにいろいろな成長のトチノキがあるなかで、枝を広げられるところまで広げて成長が止まっているように見えなくもない、感触があったのでそれを根拠を持って説明できるようにする、という調査を行いました。結果は、、、近々発表の場、でということにしますがトチノキの育樹法についてはこれで一つ説を確立できそうです。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:16 | - | - |
定例活動報告 第472回 (嵐山の森)
 本日は桜井先生とお孫さんが嵐山に来られ、学生さん向けに体験学習授業がありました。そこで先生に「木の駅」の活動を書いた本を読むように渡されました。
 NPO木の駅は丹羽代表のもと「軽トラとチェンソーで晩酌を」の題目で自伐林業を広め今や全国に40か所の連携がある興味のある林業ボランティア団体である。
 ボランティアと言っても、地域通貨や地域の自治体との連携で森林環境税をうまく利用して事業性がベースとなっているところが進んでいると思う。
「木の駅」の中に小口丸太を林地から引き出す為に活用されているのがポータブルウインチである。以前嵐山に来て頂いてご説明頂いたマッシュプーリーの簡易版である。
 基地移転に伴う小屋内部の整理整頓中に現れたのが「ポータブルウインチPW350」である。何故か緑のダムも所有していたのだ。早速修理をして残材の運びだしに活用したい。今度の林地残材の利活用と地域への貢献の中で、自伐林業への傾注がとても大事になる。(報告:小林 照夫)

 地球環境部はこれまで間伐してきた木の整理を行うことにした。今回は三鷹二中、高井戸中、とそれらのOBとその高校生の同級生とその弟と東海大望星高校と、学芸大小金井中という、もうカオスに近いようなメンバーとなり、人数も私と粟田さんを入れると20名近くとなった。これはもう、間伐材の整理しかないのである。(木を運ぶのが大変だからである)基本的にメインに置いてきた林内置き場をまず整理し、さらに数カ所に点在するところからそのメインの場所に集めればミッション完了である。点在する数カ所は数カ所あるが、数本ずつしか積まれていないので、この後の隙間時間を使えばなんとかなるはずである。よって問題はメインの置き場である。数年前から取り組んできた場所なので、下の方はどうやら腐っていたり、虫が入ってしまっているように見える。しかし、結果からいうとこりゃダメだ、というのはほんの数本でほとんどは問題なく乾燥が進んでいた。これまで4mを基準に、ということだったが、軽トラで運んで何かに使うのが実情だし、自伐林業的な視点でも2m+アルファで十分だろうと、これまでのものを切り直し、積み直しが今回の主なミッション。とはいえ、出自の異なる中高生、なかなか打ち解けず、学校ごとに作業をしていて今一つ作業が捗らない。まずは先月切って倒しただけだった2本を学芸大小金井中の生徒に任せる(ただし大半が初めて森に来た生徒)、その間に手練れの高校生以上で作業ペースを作るという作戦にした。積み直しながらやってみたが本数が意外に多く、すぐ傍に新貯木場を2箇所作り、2mに切る、運ぶ、を分担した。2箇所も太い、細いに分け、小金井中の生徒も合流した。今回は玉切りがメインなので、それなりの数のZORIN(マスターソードと彼らが呼ぶ大きなノコギリ)で進めた。先日の修学旅行で、京都の仏像修復の方に大きなノコギリを見せてもらっていたのだがそれに匹敵するマスターソード。これが当たったのか、次々と切って行く。私も適宜チェーンソーで切り足していってメインの林内置き場は見事にきれいになった。あとは運び出すだけ、、、だが、だけ、という言葉が重い。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:12 | - | - |
定例活動報告 第470回 (嵐山の森)
 梅雨の合間で一雨来そうな空だったが、一日中持ってくれたので一変活動日和だった。前日までの雨で土が泥濘転倒者が出ないことを願うまでだった。
 森林整備班は、午前中基地周辺の草刈を行った。原田先生や石村さん、川田さん、角田さん、岡田さん、石原さん、薄井さん、二年ぶりに参加の白石さんも加わって頂き捗った。
 石井さんが畑の都合で活動には参加できなかった分、キュウリを沢山持ってきてくれたので、学生たちは「家にお土産ができた」と喜んでいた。
 午後からが、本日のメインテーマの基地の三画小屋の解体作業を行った。4時から交流センターで総会があるので、遅くとも3時にはキッカリ終わらければいけないのだが・・トタン板は頑丈に釘で止められていたため想定以上に時間を費やしてしまった。躯体の解体はもっと頑丈でバールや木槌、鉄パイプなどを振り回し危ない状態だった。構造が現れる毎に解体ポイントが見えてきた。横屋根は乗せてワイヤーで縛ってあるだけだと見破り、皆で横にスライドさせて落とすことに決め、引き始めた途端、思わぬ方向の柱が倒れたため一瞬にして小屋が潰れるという惨事が起きた。運よく誰もいない角度で怪我人は出なかったものの、現場監督としては皆に責められる運びとなった。
 ヒヤリハット危機管理をもう少し徹底しないと、事故が起きてからは取り返しがつかないことだ。今後は十分な注意を怠ら無いよう活動を指揮するべく反省させられた。お陰で、解体作業は思った以上に進み、時間内に予定の作業を終わらせることができ、4時からの総会に全員が間に合うことができた。
 総会決議はスムースに進み、懇親会も「危機一髪の話」でもりあがった。無事終わって良かった。精神的に久々疲れがでて帰りの電車も寝過ごす始末でした。(報告:小林 照夫)

 地球環境部は昨年雨が続いて完了しなかった植生調査を行った。これまで東海大高輪台高校がSSHのリベラルサイエンスとして行ってきた範囲に3つのコドラートを作っており、そこでの継続調査。もちろん我々だけでは心もとないので、学芸大の小柳准教授に指導してもらうことになった。事前に小柳先生の研究室にお邪魔して、調査の計画、準備などなどを進め、かつ今回からiPad数台を持ち込み、私のスマートフォンからテザリングし、千葉県の植物図鑑にアクセスしながら同定を行う試みを行った(通信量がどれくらいになったかは教えられません)。さらに特徴的な植物については学校に持ち帰り、標本作りにも取り組むことになった。今回の調査は8月の環境教育学会でのメッセ発表(NPOや企業がPRできるスペース)を行うことになり、生徒たちもそのつもりで眼差しは真剣そのもの。午後からは初参加の生徒も多くいたため、間伐を2本。この区画はこの3月までだがまだまだ欠頂木や曲がってしまった木が多い。なんとか期日までには作業が終わりました、と言いたいが、焦って怪我や事故をしては意味がないので、焦らず、ぼちぼちと、と行きたい。今後も活動を継続する望星の森はまたしても林床が暗くなってしまい、追加の間伐が必要だと思われる。この辺りのペースや間隔が針葉樹林とは違うのではないだろうか。(報告:宮村 連理)
 今回は、主に植生調査と木を切る作業をしました。植生調査では、1平米の範囲に、たくさんの植物が生えていることがわかり、驚きました。中には、全く知らなかったような植物もたくさんあったので、面白かったです。
 午後は、皆で大きな木を数本切りました。みんなで頑張り、息を合わせて綱を引き、木が倒れた時にはとても感動しました。また、切った時に残った破片の皮をはぐと、そこがとても湿っていて冷たかったです。これは、切ったばかりでないと、こうならないそうなので、とても貴重な体験ができたと思いました
 これからも、このような体験をたくさんしたいです。
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 00:08 | - | - |
定例活動報告 第468回 (嵐山の森)
 とても気持ちの良いすがすがしい日曜日でした。今日は朝から、山主の鈴木様他と嵐山基地の整備の状況説明と土地の使用貸借に関する話をしました。とてもご理解のある地主さんで楽しく会話が弾みました。その後、森林整備班はチェンソーの整備と小屋の整理をした。チェンソーのプライマリーポンプが劣化してきたので、注文し交換することにした。
 続いて、小屋周辺の清掃を行った。ドラム缶や発電機などの大きな金属類を処理するため、明日、業者を呼んで片付けることにした。

 さらに翌日月曜日には、嵐山基地の清掃活動を臨時で行った。午前から川田、宮村、午後から小林が合流。鉄屑関係を業者に4トントラックで来てもらいドラム缶、発電機装置その他鉄板類などの破棄が出来、基地周りが大分すっきりした。溶接に使ったのか?大型のプロパンガスボンベの残骸も茂みの中に埋まっていた。20年の重みを感じた瞬間である。(報告:小林 照夫)

 私は今回初めて嵐山の活動に参加しました。
 午前は嵐山の頂上まで登りました。山登りは慣れていないのでとても疲れましたが、山頂からは相模湖が見えて、いい景色を見ることができたのでよかったです。その後の下りは滑らないように注意しながら進むので、恐怖が少しあり、登りよりも疲れました。でも先輩はどんどん進むので、すごいなと思いつつ、もっと体力が必要だと実感しました。
 午後はみんなで木を一本切ることになり、先輩が入れてくれた切り込みから一年生で切り始めましたが、大きめの木を切るのは初めてなので不安がありました。やっていくうちに、ノコギリの使い方で、「水平に動かす」「刃の全体を使う」などアドバイスをもらい、予定した向きより多少のズレはあったものの、なんとか切り倒すことができ、達成感がありました。ただ、時間がかなりかかったので、今後は素早く、1人でもできるくらいの力をつけたいと思いました。
 小原・嵐山の活動を終えて、とても疲れましたが、達成感もあり、知らなかったことを知ることができたりと、良い体験ができました。(報告:別城 夏子)

 基地広場前の花壇の草取り、畑部分では葉玉ねぎを収穫して希望する参加者に提供できた。その他若干のバラの手入れと立木数本の剪定。その他の庭園部分は草の生い茂る時期になってきた。使えるはずの2台の除草機のうち1台は使用不能。他の1台で午前中はかなりはかどったが、これも午後に不具合となってしまい、刈り残しがだいぶ出た。
 モッコウバラのアーチは先月までに形よく整ったのだが、今年は花の付きが悪かった様子で、残念ながら、基地移転前の最後の花を咲かせる見せ場はなしに終わったかと思われる。(報告:石原 邦雄)

 地球環境部も嵐山での活動の見直しに入っている。倉庫備品については間伐に必要な道具と、生態系調査に使う道具類とほぼ整理が終わっている。望星の森については今後も活動を続けてもらいたい、という地主さんとの打ち合わせを終え、もう何本も切らないであろう森での間伐に。今回はフォレストノバで初めて森に参加する、という学生さんもいたので、一緒の作業となった。地球環境部はいつまでも頼りないなあ、と思っていた中3生をリーダーにしての間伐。ところが石の上にもなんとか、ではないが、見事な受け口。追い口も無難にしっかり入れ、ツルを残したまま予定通りの伐倒。本人も少し誇らしげ。私が都の教員をやめ、学芸大で勤務してから入った中学生の部員(つまり一度も教員⇔生徒だったことがない)も指示がしっかり入り、滑車をスムーズに設置。普段、日常生活ではまず経験しないであろう作業や道具をきちんと使い、大学生の見本になれた、かなと思える1日となった。
 続いての月曜日も小林さんの報告にあるように、まとまった時間をかけなければ整理できないものから取り掛かった。特にセブンイレブンからご支援いただいた軽トラが大活躍し、金属回収業者の方にも運搬をお手伝いいただきながら、金属類はほぼ整理ができた。問題は小屋自体の「木材」だ。ゴミにしてしまっては間伐材の活用にはならないが、材としての再活用は難しいのでやはり「エネルギー」としての活用しかないかと思案中である。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 23:30 | - | - |
定例活動報告 第466回 (嵐山の森)
 天気予報では、今日一日中雨の予報だったためいつもの電車も国道も車が少なく人もまばらな朝でした。実際駅に向かうまで横殴りの雨に打たれ衣服も濡れた状態だった。ところがどうでしょう!高尾駅を過ぎ小仏トンネルを抜けた途端に電車の乗客から歓喜の声があちらこちらから上がった。雨もなく青空が広がっていたからです。
 相模湖駅に集まった人は雨を予期してか今までで最も少ないのではないかと思う程25人程度であった。お花畑班と望星高校の学生、NOVAと地球環境部から一人で参加という状況だった。そこで活動を竹林整備とタケノコ堀に変更した。みんな楽しそうにタケノコと格闘し午前中で全員持ち帰ることができるだけの収穫があった。竹林の整備も忘れず行い、昼ご飯を頂いた後は、小原の新基地周辺の下見と「知足の森」の案内をさせて頂き、全員無事に駅に帰ることができた。これも天候のお陰で楽しく作業を終えることができた。(報告:小林 照夫)

 今月は朝方から雨風が強くて山では活動できないかもしれないと思っていましたが、行きの電車で相模湖へのトンネルを抜けると青空が広がっていて、外で活動できると確信しました。天候への不安から中には参加を自粛した人もいましたが、その不安を払拭するような快晴の中楽しく活動することができました
 集まった人が普段より少なかったこともあり、小原で全員で活動することになりました。まずは畑で葉玉ネギを収穫しました。このネギは、フォレストノバの新入生歓迎たこ焼きパーティーでたこ焼きの材料として使わせていただきました。
 そして、望星高校の人たちも合流して竹林整備に移りました。ちょうどタケノコが生えている時期だったので、竹林整備の傍ら(ではない人もいましたが…)タケノコ狩りも楽しむことができました。参加者1人あたり1〜2個ずつぐらい持って帰れるほどたくさん収穫できました。このタケノコも新歓でみそ汁にしていただきました。
 午後は孫山や知足の森に全員で足を運び、小原の新しい基地の確認をしました。今月は天候のことがあって不規則な動きが多かったですが、受験を終えて戻って来た木村さんや地球環境部の中学生など普段とは異なるメンバーで活動できて新鮮でした。今後、新たなメンバーが入ってくることでフォレストノバというグループが活性化されたらいいな、と思いました。また、ネギやタケノコなど活動を通して得た食材を新歓で使うことができて、普段の作業のイメージを持ってもらえたと思うので新入生に対して良いアピールになったと実感しています。今年はフォレストノバにとっても勝負の年だと思うので、新入生獲得にむけて一層頑張っていきたいです。
(報告:服部 七星)

緑のダムの今後の活動にあたって

 国の林業行政の見直しによる「森林環境税」の施行によって、私たち森林ボランティア活動をしているNPOが今までの様な活動を継続する事が難しい局面を迎えている。
 「森林環境税」の施行による森林整備事業で山主と契約できるのは、例えば森林組合とか林業業者が対象となる。私たちNPO法人「緑のダム北相模」は20年ほどの継続実績とNPOでは世界で唯一の国際認証のFSCを取得した経験を持ち、森林整備の保全活動も長年手掛けてきた。来年度から津久井郡森林組合が代わって嵐山全体の森林整備と管理をすることになり、私たちの活動基地の嵐山もその対象に含まれている。
 そこで、川田晃氏、小林照夫氏、宮村連理氏等と活動基地を小原を軸とした森林地域に移す事を検討し始めた。宮村氏が第1日曜日に実施統括している「知足の森」とForestoClassが整備している山主の永井広紀様所有の「小原の森」での活動拡充の可能性について小原地域などでお世話になっている永井広紀様、小林先生などと話し合いを始めている。活動基地を移すための現在の嵐山基地の施設の撤去と同時に移転後の道具等の収納他、今後の活動を計画的、合理的に進める必要があり、会の連携と小原の方々との情報の共有が益々必要になってくる。 そして小原の方々の協力を得ながら、みんなで知恵を出し合い、今後の活動を今まで以上に実りあるものにしていきたいと思っている。(報告:丸茂 喬)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 23:23 | - | - |
定例活動報告 第464回 (嵐山の森)
 今日は高温、乾燥、風の3Kで杉花粉に絶好のコンディションのなか、学生諸子も試験が終わりホットした様子で参加していました。1年浪人生活を送り今年希望の大学に受かった学生も参加されました。
 今日は「マッシュプーリー木材搬出システム」の考案者で特許を持たれる香取氏も参加頂けました。この機械は、特に自伐林業家にとってお金も、人手も掛けないで切捨て間伐材の搬出を簡単に行うシステムで、迂回する山中をグネグネロープで引っ張れる仕組みは画期的で場所を変え移動しながら狙いうちで土場まで材を引き出すのに有効なシステムである。2ヶ月ほど前から香取氏に会いご教授頂いていたが、想定通りのものなので嵐山で活用できるか下見を兼ねて参加頂いたものである。また関係者の方々にも木材搬出システムについてご理解頂ける機会としても良かったと思います。
 10時から、鈴木様など山主の方との懇談を行った。今後のNPO活動に助言を頂くことができ、緑のダムの方向性が決まったので速やかに年間スケジュールを立て活動する。
 カラス事件:ちゃんと口を閉めてないザックの食事をカラスに食べらる事故があったが、予めの注意もあり被害は微少で済んだ。森林整備班は、道路脇の百日紅の樹を倒木し、枝払いを済ませた。(報告:小林 照夫)

 道際の花壇では、スイセンに続いてクロッカスが咲きだした。当日お花畑班は、5人の活動メンバーのうち3名が参加できなかったので、リーダーの丸茂さんと石原のみ。午前中、リーダーは山主さんたちとの話し合いに出向き、石原一人で急ぎやっておくという作業も特にないということで、ちょうど桜井氏が見学希望の女性二人を案内するというのに加わらせていただいた。数年ぶりに嵐山での活動領域を巡回することができた。お寺の脇から上がって望星の森、水源の橋、いのちの森班のボサ刈り現場を抜けて、東海自然歩道になっている尾根道に合流して嵐山山頂まで登る。桜はまだだが、春の日差しのもとでの景色を一望することができた。草木についての専門的解説を聞きながらの散策は素晴らしい。ぜひ友人たちを連れて来たいと改めて思った。
 応援部隊の埴原さん、香取さん達が午前中に散らばった切り枝や落ち葉の整理をしてくれた。昼休みのあとは、午前中の作業を継続して行い、その後石井さんが畝を切ってくれたところに、じゃがいもと玉ねぎを植える作業をした。(報告:石原邦雄)

 参加者は3人。今回の活動内容は桜祭りのための材料の準備です。チェーンソーを使って乾燥小屋にあった丸太を輪切りにしました。はじめ共用のチェーンソーを使おうとしましたがうまく動きませんでした。チェーンソーは代わりのものをお借りして何とか必要な枚数の輪切りを確保できました。ありがとうございました。モマハウスにディスクグラインダーがあったのでこれを使って輪切りにやすり掛けをしてみました。使ってみたところ驚くほど速くきれいに仕上りました。三月の小原では枝打ちに行ってきたので今回までの活動で間伐、枝打ち、製材までを行ったことになります。加工した間伐材はイベントに使うことで、間伐の進まない山の状況について一般の人が関心を持つ機会となればいいと考えています。また山からの資源として間伐材が人を楽しませる体験に利用されることで、間伐材が生活を豊かにするものとしての認識を与えられないかと自分は考えています。
 活動の後ForestNova☆OBの方達と食事をしました。自分がOBの先輩に聞きたかったのは活動当初のForestNova☆活動目的でした。話を聞いたところ当初の目標は、人と森の享受、共生が当たり前な社会を作ることだったそうです。自分が思っていたよりも大きな目標だと感じました。これだけ立派な活動目的があるのだから今後しっかりと活動目的について伝えていけるようにしたいと思いました。現在メンバーの多くは活動内容をこなすことに追われ活動の目的を見失うことが時々あるように感じられます。今回話を聞いたことが各メンバーの意識に何か変化を与えてより良い活動を行えるようになるだろうと思います。自分は目的を聞いたことで自分の活動に意味を見出していけるように思えました。
(画像はイベントで作るこいのぼりのイメージ。輪切りを三つにカットしたものに絵を描くなどしてもらう。図はカット前のもの。)(報告:五味輝史)
 
 地球環境部は前回の間伐区画の全木調査が終わったので、望星の森の作業を行った。昨年度までで本数を減らす区画と枝を払うだけの区画、元から疎に植えてきた区画とで樹高に差がなくなってきており、枝を伸ばした分林床が暗くなり、という繰り返しだったので、これまでの作業を統合することにした。10mサイズのトチノキがかなりあるので、あとは樹形だけであるが、公園や街路樹ではないので、お互いに競争してしまい、劣勢となっている方の枝を落としたり、まだ密度が高いと思われる部分を間伐するなどの作業を行った。この後の施業は地主さんの意向とすり合わせながらになると思われる。また今回も初参加してくれた中学生がいるので感想をご紹介します。(報告:宮村連理)
 今回、初めて森林ボランティア活動に参加して、感じたことは、この活動は予想以上に複雑で重要なことということだ。私は木を切ることも今回が初めてだったのだが、思うようにいかないことが多かった。
 一言に木を切る、といっても、ただやみくもにノコギリを進めればいい、と言うものではなく、どの方向に倒すべきなのか、どのタイミングがいいのか、など、考えなければならないことはたくさんあった。このように、この活動は大変なことが多いが、同時にやりがいも感じられる。また今回、この活動は必ず誰かがやらなければならないものである、ということをより理解した。誰かが森の手入れをしなければ、森は荒れ、結局困るのは我々人間だ。それを考えると、今回の体験は非常に価値あるものだと感じると同時に、この活動がもっと注目されてもよいのではないかと思う。機会があればぜひ次回も参加したい。石塚 千智(東京学芸大学附属小金井中学校3年)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 18:33 | - | - |
定例活動報告 第462回 (嵐山の森)
 幸いにも長く晴天が続いている。少し寒さは残るが春の予感を感じさせる陽気であった。Novaの学生も試験が終わり晴れやかな気分で参加されている様だ。そうでない学生もいるらしい。処々残雪のためぬかるみが気になるせいか、各リーダーからはリスク管理の伝達があった。
 森林整備班は公図と林班図の照合作業を山岳で実地調査をした上で、今後の活動に森林所有者の境界を共通認識して、安心して作業ができる様に区画線引きを終日行った。
 森林組合が所有する林班図と公図が作成時期のずれもあってか、符合するのは緑のダムの基地、乾燥小屋の直角に折れ曲がった特徴ある山道くらいであったため、どこから調査を始めて良いのか苦戦を強いられた作業であった。一番の発見は電線に沿った澤地を特定するために障害になった隣りを横切る道路が見当たらないことであった。
 昼食の後、再度挑戦を試みる時、急峻な登り道を発見したので10分程登ると稜線にでた。そこにはちゃんとした林道が、恐らく嵐山山頂に続く稜線であろう道があった。しかも、森林組合の境界杭が整備されていた。この発見から公図に引かれた線と境界杭の特定ができたので、あらかたの境界を調査することができた。お寺の敷地として作業されているエリアが若干他人の林班に割り込んでいること等、結構「やばい」現実が浮き彫りになった。
 これからは、地主さんと境界線の共通認識を共有し、我々の作業可能エリアを明確に特定するための話合いを行い、今後のNPO活動に不安が残ら無いよう全員で認識を持つことである。3月1週の小原の活動で明確にしたいと思っている。管理を任されることになると、伐採計画や作業報告などが義務付けられることになる。
 これから施行される森林環境税などの絡みで、ちゃんとした作業技術と報告の義務をもって森林管理業務を行うという責任が課せられる時代に突入したということだ
(報告:小林 照夫)
 
 今回、Forest Novaは2人での参加だった。参加人数が少なかっため地球環境部に入れてもらう形で活動を行った。活動内容は測量と枝打ちだった。測量は、タグのつけてある木の幹の円周を一定の高さで測るというものだった。その日は天気は良かったが日陰での作業だったので寒くて仕方なかった。最初、測量と聞いた時は山の斜面から何か計算するのかと思っていた。
 午後からの枝打ちは、山の高い所のアオキを切ることがメインだった。アオキは長い間放置されていたのか、深く生い茂っていた。こちらも日陰での作業がメインだったが、体を動かすからかあまり寒さを感じなかった。
活動終わりにカブトムシ牧場のチェックをした。
 カブトムシの幼虫は深く潜っているのか5匹ほどしか確認できず、寒さで死んでいるものもいた。また、あまり大きくなかったので少しショックだった。
 すでに持ち帰った幼虫を学校で何匹か飼育しているので、その容器に三匹ほど今回採れた幼虫を追加して様子を見てみることにする。
(報告:望月 健一)

 地球環境部は現在作業している区画の間伐が進んできてため、一度状況を確認するため、作業区画の測量と毎木調査を行うことにした。このところずっと参加してくださっている損保ジャパンの粟田さんのアドバイスで、チェックした木にスズランテープを巻き、重複しないよう作業を進めた。これまで望星の森でも毎木(全木)調査をしてきたが、ついつい重複していたり(しかもデータが異なるから困ります)、抜けがあったりしたので、この方法は大変助かりました。測量チームは境界線を探すわけではないのだが、区画面積が必要なため行った。桜井先生もご指導くださり、データを方眼紙上に書き写して面積を計算するのとGIS上での面積計算を比較するなどのアドバイスもいただけた。学芸大小金井中の生徒が中心になって測量を行い、学校に持ち帰り、計算をしているところであるが、ざっくりと面積は0.2ha、で約200本(実際には正確に本数を数えてあるが)であった。本数/面積はこれで出るが、今回の桜井先生からのミッションは1本と言っても太さはバラバラ。よくあるような間伐率は何%よりもより正確なデータを取るべきだ、というものに沿って、全ての木の胸高直径を測定したので、これをもとに断面積合計を出し、断面積合計/地面の面積を計算してあるので、桜井先生と結果について検討中である。成長曲線からはかなりアンバランス、不自然な状態であることもわかったので、やはり手入れが遅れ、成長もよくないこともわかった。間伐後の成長に期待したい。
 午後からは県に売却された境界線を確認しながら、その周辺の下草刈りを行った。かなり広い部分に樹木がなくなってしまっている。地面も土が流れてしまっているように見えるので、植樹が必要かもしれないと考えている。望星の森にはスギを補植したので、こちらではヒノキを植えるのもいいかもしれない。(報告:宮村 連理)
| kitasagami | 森をつくる、定例報告(相模湖・嵐山の森) | 18:32 | - | - |





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