月2回の定例活動など、緑のダム北相模のさまざまな活動を紹介しています。
望星の森、PhotoSphere写真にて公開
望星の森をGoogleMapの機能の一つであるphotosphere写真で
公開しています。
写真をクリックし、をさらにクリックしますと360度回転する画像をご覧いただけます。




作業道、頂上に向かって左上が望星の森です。
望星の森の看板が確認できます。



こちらは望星の森で2005年に最初に植樹したトチノキと2009年に植樹したスギとの境界線付近です。トチノキが5m近くなり、林床が暗くなり始めていることがわかります。
| kitasagami | 森をつくる | 21:55 | - | - |
嵐山定例活動での勉強会について
 少しずつ肌寒くなってきた10月20日。その日に行われた嵐山定例活動は雨が降っていたため、ForestNova☆の中で山の中作業をする班と勉強会に参加する班とに分かれての活動を行いました。私は写真家の先生による人の文化についての話と、大工である長谷川さんによる建築方法についての話が聞ける勉強会に参加しました。
 最初に話を聞いた写真家の先生は、テーマとして日本の文化についてのことを大切にしていると仰っていました。日本の文化は、他の国とは違う独自のものであり、その文化の中で、日本人が元気に暮らしていける秘訣を探しているのだそうです。今、先生は縄文土器を使って、その作品が表現しているものを他の人に伝えています。縄文時代と言うと土の文化だと思う人も少なくはないと思いますが、実は木の文化でありました。その時代の民衆の技術のレベルは非常に高く、すでに50m〜100m近くの建物も作られていました。その技術は森からとのかかわりの中で発見してきたものであり、大陸から伝わったもので文明が開化したわけではないそうです。更に縄文時代の日本は、一万年間平和が続いていたとされています。これだけの技術を持っていながら、一万年もの間戦争がなかったのは日本くらいしか存在しません。その背景には、人と森とのかかわりが大きく関係しているそうです。
 私はこの話を聞いて、自分達が生きている世界は渦の世界であるということを学びました。その渦は様々なものを巻き込んでつないでいきます。生き物が持っているDNAも、縄文土器に刻まれている模様も渦。生き物どうしのつながりについて、昔の人々はよく知っていた、もしくは感じていたのだと思います。それは、昔は今以上に多くの人々が自然に対して感謝の気持ちを持ち、生き物どうしのかかわりを大切にしていたからだと私は感じました。
次に話を聞いた長谷川さんからは、建物を作るときの骨格となる木の組み方についての話をしていただきました。木を組む際には、建物を強くするために材と材の合わせ目のところに仕掛けを作ります。そして、その仕掛けを機械で作ったものをプレカットと言うそうです。このプレカットは、金物に頼った作り方になっています。プレカットの材を使った建物は、大体20〜30年が寿命ですが、手刻みの材を使うと100年以上もその形を保つことが出来るそうです。手刻みで組んだものは、家が揺れるほど木がしまり強くなる性質を持ち、反対にプレカットだと、金具を使うため、揺れたり時がたったりするにつれだんだんと弛んでしまうため弱くなっていきます。ただし、一回の大きな揺れには金具を使ったプレカット式の家の方が強く、お金も手刻みのものと比べて安価なため、仮設住宅など、一時的な住居を作る際にはプレカットのものの方が良いそうです。
 この話を通して長谷川さんから教わったことは、昔からある技術の大切さです。昔から伝わっている技法は、その土地に最も適した立て方であり、地震等の自然災害が多い日本で、何度も揺れが来てもその度に強くなり、壊れても直しやすいというようにしっかり考えられています。そういった土地の性質は、自然との付き合い方をしっかりと考えられていたから発見できたものです。昔はそこを一番重視し、無理に金物で押さえつけるのではなく、自然の流れに上手く調和するように考えていたのだと私は思いました。 
 今回色々な話を聞いてそこから私は、昔から伝わっている技術や、積み重ねられた人の思いを学び知ることができました。しかし、私達にはまだまだ知らないことがたくさんあります。これからも森などの自然やもの、人を通してもっと勉強し、色々な事を感じ、知って、いつかそれを教えてくれたものや人に返していけたらと思います。(ForestNova☆ 川茜音)


| kitasagami | 森をつくる | 21:17 | - | - |
NPO法人22世紀やま・もり再生ネットさまより活動助成
今年度、NPO法人22世紀やま・もり再生ネットさまより
森林整備の活動助成をしていただけることになりました。
以下、助成していただける活動内容です。


相模湖嵐山の森はNPOが管理する国内唯一のFSC [右上に(R)] 国際認証林である。
そのなかで、活動しているのが、大学生のグループForestNovaと、東海大望星高校、杉並区立高井戸中学校地球環境部である。

ForestNovaは「森林問題をなんとかしたい」、「森について学びたい」など、さまざまな思い、
考えの人たち全員で活動したいという思いから、大学や地域に縛られることのない“学生団体”という
大学生ならだれでも入ることのできるサークルである。
人工林が管理されなくなってしまった状態をどうにかしたい!という思いから
「森と人との共助共生社会を目指す」を活動理念とし、Forest Novaは生まれ、活動している。
1haの区画では、生き物が多様な樹齢が100年の森を目指して自分たちで施業計画を立てて間伐や植生調査、
経路づくりなどの森林整備を行っている。
また、活動している森に学生を呼び、共に森林整備を行ったり、勉強会を行ったりする中で現場での活動も行っている。

東海大望星高校、杉並区立高井戸中学校地球環境部は
望星の森を中心に1.5haの区画を設定し、中高生が中心となって
森林整備活動を行っている。
現在作業を進めている0.5haは植樹以来20年近くほとんど手入れがされていないため
かなり荒廃が進んでおり、緊急に間伐、枝打ちを行っている。
また、この区画すべてにナンバリングを行い、計画的な管理を中高生が中心となって進めている。
さらに望星の森はトチノキが斜面の保護を目的に植えられている国内でも珍しい
取り組みを行っている。これまでに300本近くを植樹し、その後の生態系モニタリング調査も
行っている。
今年度は初年度に植樹した部分がかなり生育してきており、すべてのトチノキの毎木調査を行い、
枝打ち、間伐を行い、生育や下部の植生にどのような影響を与えるかを来年にわたって
調査を行う予定である。

これらの環境教育的な意義としては、通常行われている森林体験では、「体験」とは
trialという意味での体験であるが、本会での彼らの活動はexperienceという意味での体験である。
環境問題を考えるうえで、実際に自分たちの目で見て、肌で感じ、自分たちで作業を行うことで、
環境問題を自分の問題としてとらえることができる。その意味でも、自分たちの区画に
責任をもち、継続的に活動を続けていることには大きな意義があると考えられる。
よって、これらの活動を映像で記録し、本会ホームページで発信し、先進的な事例として
公開する予定である。
| kitasagami | 森をつくる | 22:05 | - | - |
桐の木をきりました
 先日17日の嵐山で、桐の老木伐採に割り込ませてもらい貴重な体験をさせていただきました。
 チェンソーの刃を両側から入れないと届かないような太い桐の木、近くの道路側と引込み線の2方向に、電話線が走っている厳しい環境で、四方に枝を張った10mを超える桐としては巨木です。高級な桐の箪笥を作るには十分な太さです。
 総勢10名を超える方々の議論百出、四方に枝が伸びているため、重心がどの方向か掴めず、どこに倒れるかわかりません。リーダーの現役植木職人、川田さんの指揮のもと、自ら5mも木に登り牽引用のロープを掛け、2方向に引っ張りロープをかけました。
 いよいよチェンソーの出番。老木に一礼し受け口を慎重に切り進みます。引き手に声をかけ、追い口に入りました。急にチェンソーに加重がかかりました。つまり予定とは反対側に重心があったのです。急いで引き手に合図をし一気に引っ張ってもらいました。
 ゆっくりと巨木が予定の位置に倒れていきます。なんと中心が約半分腐って空洞になっていました。つるの厚みを3分の1くらい残したのですが、まったく利いていません。2方向の牽引と10名を越える方々の、力強いパワーが予定通りの伐倒を実現しました。
 老木ではなく年輪からは21年でした。女の子が生まれると桐の木を植えて、二十歳過ぎに桐の箪笥を持たせる話が頷けました。切り株を見た養蜂の黒川さんが一声かけ、中の泥をかき出す人まで大勢が力を合わせて、日本ミツバチの御殿が出来上がりました。
 依頼主の地主の鈴木さんが道路から見ていて、声をかけてくれました。近くに能面を彫る方がいて、桐の木が最高の素材とか、根元から直線部分は地面から離して、自然乾燥へ準備しました。多くの英知がミツバチ御殿や能面まで、残りでまな板を作りましょう。









報告:斉藤 憲弘(本会、理事)
| kitasagami | 森をつくる | 21:42 | - | - |
つながる森づくりプロジェクト その2
8月8日から9日にかけて、三重県吉田本家山林部、速水林業を見学いたしました。
その内容を写真でご紹介します。
その2:速水林業の速水亨さん



速水林業の速水亨さんから説明をいただきました。



印象的なスライドから、木材価格の低迷はそのまま林家の負担になった(緑部分)



印象的なスライドから、途上国では森林破壊と教育、貧困が密接に関わっている



早くから機械化が進んだ速水林業。コストダウンのため、油圧ホースすら自作する



速水林業の森。人工林とは思えない雰囲気が広がっている。



我々のもつイメージよりもずっと広い間隔で間伐が行われていた



広葉樹の扱いについて説明を受ける。自然淘汰の結果を尊重し、植樹はしていない



人間の背丈ほどあるシダ類が生い茂っている



森の広場。多目的に使われているそう。ここも人工林とは思えない雰囲気
| kitasagami | 森をつくる | 11:49 | - | - |
つながる森づくりプロジェクト その1
8月8日から9日にかけて、三重県吉田本家山林部、速水林業を見学いたしました。
その内容を写真でご紹介します。
その1:吉田本家山林部の吉田正木さん



吉田本家山林部の吉田正木さん



管理しているFSCTMの森を案内していただきました



今回の研修の目的の一つ、GPSを利用した森林管理



使用されているGPS端末が衛星をとらえている様子



100年を超える森、拡大造林で植えた森とは雰囲気が異なっていた



今回の研修を企画していただいた一人の毎日新聞山本さん



GPSのデータ、さらには同時に撮影したデジカメデータの連動について説明を受ける



実際にトレースされたマップ。この機種で誤差は10mに満たないとのこと。
| kitasagami | 森をつくる | 10:05 | - | - |
相模原市への協働事業提案が採択されました
緑のダム北相模から相模原市へ提案していました
市民協働事業が採択されました。
提案していた事業は「小規模多数地主の林地の団地化」です。

●提案内容
相模原市(旧津久井郡)の荒廃森林の保全再生、
小規模・多数の荒廃の私有林を団地化整備して、国内認証・生産林SGECの森つくりを試みる。

●提案における現状・課題
・諸般の事情で国産材が売れなくなった結果、私有林の荒廃が課題となっている。
・森林整備活動を継続してきた結果、地域の人々の共感を得て地域住民との協働による荒廃森林の保全再生の新しい可能性が出てきている。

プレゼンテーションの様子、審議状況、採択結果などが
相模原市の公式ホームページにて公開されています。

相模原市、協働事業提案制度
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/simin/simin-kyoudou/html/kyoudou_teian.html

またこの協働事業提案制度は相模原のパートナーシップ市民フォーラムさがみはら
の提案によって実現している制度です。
| kitasagami | 森をつくる | 22:37 | - | - |
フォレストノバが全国大学生環境活動コンテストで入選
本会が支援する大学生のグループ「フォレストノバ」が
第6回全国大学生環境活動コンテストで入選しました。

12月22〜23日に、全国の環境活動を行なっている学生団体がグランプリを競う、エココンというイベントがありました。Forest Novaも参加し、6位入賞を果たすことができました。
森林や林業に関わりのない人に、自分達の活動を知ってもらうことの難しさを感じました。
大会終了後、同じく最終選考に残っていた団体の代表さんから「こういう地味な活動が注目されなければ何も変わっていかない」と言われたことがとても印象に残っています。
これからも私たちは継続することを大切にして活動していきたいと思います。
(フォレストノバ神宮理沙)



フォレストノバについてはこちらから。
第6回全国大学生環境活動コンテストについてはこちらから。
| kitasagami | 森をつくる | 23:14 | - | - |
「ふれあいの森林づくり」国土緑化推進機構、会長賞を受賞
緑のダム北相模は11月4日の第31回全国育樹祭にて、「ふれあいの森林づくり」国土緑化推進機構、会長賞を受賞いたしました。

全国育樹祭式典(表彰式を含む)に参加した会員の報告です。

 11月3日から4日、熊本県阿蘇市で行われた第31回全国育樹祭(主催:国土緑化推進機構)に、大坪、前川両会員と参加しました。
 3日の育樹懇談会では、皇太子さまがご出席なさるということでかなり緊張しました。しかも遠くにいらっしゃるのではなく、受賞した各団体にお言葉をかけられるということでさらに緊張しました。皇太子さまからは、どんな活動をしているか訪ねられましたので、森林整備をFSCTMという国際認証のルールに従って行っていること、また整備だけでなく、森をいかす、つなぐ活動も行っている旨お話ししました。(多分したと思います)また、登山をなさっているためか、相模湖の嵐山をご存知のようでした。(というリアクションでした)残念ながら緊張のあまり記憶が定かではありません。そういえば、森林セラピーの効果を実感しているとお話ししたような気もします。
 4日は早朝から育樹行事に参加しました。枝打ち体験に近いものでしたが、2m近い柄のついた枝打ちノコを初めて見ました。重く高いはしごを使わず高い枝を簡単に落とすことができるこの枝打ちノコに、我々はてっきりこの行事のための特注品かと思いましたが、どうやら市販されているようで、一考すべき道具だと感じました。(事務局で買ってくださいという意味です)その後、阿蘇みんなの森での式典で、「ふれあいの森林づくり」国土緑化推進機構、会長賞をいただきました。この表彰をゴールとせず、さらなる森づくりに参加しようと決意を新たにしました。
以上報告者:宮村


 宮村さんは、別枠で、プリンスホテルの懇親会に出席、前川君と小生は内牧温泉のホテル角萬で、神奈川県関係の15名と夕食を兼ねた懇親会に参加しました、16名分用意してあったお膳が、宮村さんの分だけ残っていたので、小生と神奈川県市町村林野振興対策協議会事務局長の二人で、もったいないから食べちゃえと前川君にすすめ、食べ終わったころ、宮村さんが帰ってきました、懇談会では殆ど食べられる状態ではなかったようで、慌てて、宿の方へ何とかしてくれと頼みましたら、ほぼおんなじ程度のお膳がそろい、ほっとしました。阿蘇の赤牛の奉紙焼き?も食べられてよかった。
 七福の湯は前川君が下見をしてくれて、宿から5分位のところにある小さな本来地元の人たちだけが入る温泉だったそうですが、現在は旅の人も入れます。なんと100円でした。泉質は透明で、自噴、掛け流しになっていて、最高の温泉でした。
 4日は5時起床、5時30分朝食、6時30分バス出発、宮村さんのレポートの通り、10分ほどの枝打ちをして、式典会場に向かいました。入場には厳重な荷物検査がありました。宮村さんは本部席に行き、前川君と小生は表彰者席の中央最前列に座りました。地元の高校生の勇壮な太鼓などがあり、式典の中程の表彰で、3名の代表の1人として、宮村さんが、表彰状を受けました、我々の席と本部席、の間に広いスペースがあり、残念ながら写真を撮れませんでした。
 次にこのようなチャンスがあったら、望遠レンズをつけた、一眼レフカメラを用意しましょう。式典後は宮村、前川両名の帰りの飛行機の時間が厳しく、予定のバスのスケジュールでは、苦しかったのですが、県森林課の方や、熊本県職員の皆様のサポートで、間に合ったようです。小生は、遅い時間をとっていましたので、熊本市へ行き、昔住んでいた、水前寺公園付近を歩きました。平成22年春には神奈川県で全国植樹祭が開催されます、県の担当課長代理と話しましたが、市民の協力を頂きたいといっていました。
以上報告者:大坪

また毎日新聞や、林野庁機関誌林野RINYA19年11月号でも紹介されています。

ふれあいの森林づくり優良市町村についてはこちらから(国土緑化推進機構)。
当日の様子はこちらからもご覧頂けます。
| kitasagami | 森をつくる | 13:09 | - | - |
東林業林業指導報告
1)概要:嵐山の森の整備や森林活動を続けて行くには,森林整備技術の向上が必要である。
     森林整備の正しい考え方や方法を実地で学ぶ為に,東林業さんにご指導に来て頂いた。
     ご多忙の東林業殿と今後の実地指導についての相談した。
2)日時:平成2007年10月15日(月)13時30分? (3時30分)
3)場所:嵐山(基地およびモマ工房周辺)
4)指 導:河野東社長(東林業)(カワノ社長)
  参加者:緑のダム北相模:石村,斉藤,丸茂,佐々木,川田(記)    

5)林業指導 受講内容 (敬称省略)
石村:趣旨説明:山主が大径木(百年木)の山を望んでいる。
   どのように間伐・除伐・択伐や手入れをし,森を整備していけば良いか教えていただきたい。
   どの木を残したら良いのか,実地で木の選別の仕方を教えて頂きいただきたい。
河野:「良い材木」とは,偏芯していない木である。年輪が中心に来ている木が良い木である。
   芯が真中にあれば,製材した時に曲がりが出ない。
   (曲がりのことを「あて」と言う。「あて」の出ないのが良い木である)
   年輪の偏芯は,日当りや枝付きの多少で発生する。それが原因で製材した時に「あて」が発生する。
   日当りが良い幹の南側が強い。幹の枝の多い方が硬い。
   幹周りの方向による枝の不均一は,風当り・積雪などによっても影響される。
   材にこのような不均一があると,伐倒・製材の時に繊維が切れる。(カンナを掛けた時,光り方が違うので判る)
  ◎枝振りは四方均等に広がっているのが,偏芯のない良い木である。
   北向の山では背中を開けると,年輪の芯が真中に来る。(光が木の四方から均一に当たると良い木が出来る)
  ◎枯枝を作らない。 雑菌・害虫の巣となる。
  ◎年輪の芯が真中に来るように,枝打ち・間伐・除伐を行うこと。年輪の巾はしょうがない。
  ◎このような良い木は幹が真丸くなる。丸い木を育てること。
   20?30年前にきちんと手入れをしている木でないと,50年後は良い木にするのは,難しい。
   直しようのない木は,伐採すること。
  ◎このように考えて間伐すると,林内は均一間伐とは違った間伐になる。(単に均一間伐はしないこと)
   良い木は纏まって育っている。(逆に悪い木も纏まって育っている)。人間と同じ。朱に交われば赤くなる。
   嵐山は,水はけが悪い。植生を見れば判る。栗の木に病気が発生しているのを見ても判る。
   このような山で育った木は「黒が飛ぶ」。(芯が黒くなる)。これは水はけだけでなく,種・苗木にも起因する。
   伐った直後に少しクロが飛んだ材は,乾燥でクロが消えることもある。
   森林の手入れは,一度下草をきれいに刈って,木々を一望できるようにして,選木すること。
   (遠くから眺めて,正しく選木できるようにするために下草刈をする)
   人工林でも,普通50年で10%はダメになる。
   「緑のダム」は商売ではない。勉強である。 地主さんが大径木を望んでいる。
   将来の山は,「見せる山」「認めてもらう山」である。そのためには,キチットやるのが重要。
   残す木と伐る木の選別。頭が尖っているか,丸いか。
(実地指導のため,モマ工房方向に移動)(伐採する木を指示してもらい,テープ巻きを行った。斎藤さん,佐々木さん)
   モマ工房の入口付近の切り株は低く切ること。見た目を良くすること。
   入口の小さい木は伐ること。(イロハモミジ)(視界不良の原因)
   将来は針広混交林にする。
   そのためには,地ごしらえと同じ位に,下草刈をすること。毎年の下草刈。間伐の跡は広葉樹を育てる。
   神奈川県での保安林の間伐は,一度に35%以上は不可に注意のこと。(時期を何回かに分ければよい)
   広葉樹で何を残すか。コナラ,モミジは残す。ケヤキは地形からも良い木である。
   巨木の樹齢表示も行うと良い。
   森の中で何を作業しているか,部外者にも見えるようにすることも重要である。
   山の手入れは,山の上・山奥から始めることが多い。一般の人に見えないため,評価されていない。
   人目に目立つ所から優先的に作業するのが良い。集落に近い所。一望出来るように手入れをする。
   管理用の経路が必要。近くに寄れること。見える範囲は,何時もやること。
   大径木材:「鈴木さん→林業」,「緑のダム→見せる山」 のバランスが必要。
   森内で材の評価をする時は,目線は,上を60%,下を40%眺めること。
   モマ工房の裏にも良い木がある。(1m3(4m長)で40万円?)
   道路と山との境目をきれいにすること。ツタは取ること。
   伐るタイミングは,一度に伐らずに何回に分けると良い。
   本当に悪い木(細い木)を伐ると,残りの木の枝が伸び,がっちりしてくる。森の様子が変わる。
   そこで伐る木を再確認して,次の除伐を行う。
   最低2回に分けて行うと良い。 3年で様子が変わる。
   枝は重心を調整する機能がある。
   高い木の枝を上から伐ると,風による揺れが止まらなくなることがある。下から切ると,そういうことは無い。
   第1回目の除伐は,本当に悪い木を伐る。第2回目は,良い木を残す。
   伐った材は棚積みしておく。(土留めにする)
   下から見て,枝と枝が触るくらい。枝打ちは樹高の上から1/3位枝があること。(枝が少なすぎる木がある)
   杉は胴吹きする。日差しを入れすぎないこと。日差しは適当なこと。桧は胴吹きしない。
   適地適木は広葉樹林についていう。
   足元を綺麗にしてから作業すること。人手をかけること。
   光が少ないと,下草の葉が大きくなる。(葉が大きい木は,日陰に強い)
   モマ工房の裏には比較的,幹が丸い木が多い。高い木は枝が樹高の1/3あると良い。
   風が通ると樹皮が変わる。樹皮の切れ目が縦になる?(風で樹皮が旨く剥がれる為)
   (道路に出て,道路沿いの木の選木をしてもらい,斎藤さん,佐々木さんがテープ巻きをおこなった)
   (河野さんの選木を側で見ていると,少しづつ感じが判って来たが,判断が違う場合もあった。河野さんの選んだ木
   を見ていくと,観点が納得できる)(結果として選木した木は35%を越えたようだ)
   道路との境界線はハッキリさせること。
   見通しの良い森にする為,広葉樹は道路から10m位引っ込んだ所から奥で育てるのが良い。
   作業は下(道路)から山上へと進める。
   木を伐る時は,人を入れない。(通行止めのこと)。(プロの場合は樹高の1.5倍離れることとしている)
   作業[1]下草刈 [2]伐採   (葉枯らしは,冬は3ヶ月以上)
   土手:2段積み。県に山腹用の定規図?がある
   道路沿いは枝打ち高さ3mに揃えること。道路に落葉が無いこと。綺麗にすること。
   (実地指導終了)
| kitasagami | 森をつくる | 23:10 | - | - |





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